湯沸器(給湯器)が突然壊れてしまったら焦ってしまいますよね。
プロに見積りを頼まないと!できるだけ安く購入したいからネットで調べないと!
対応は人それぞれだと思います。自分の家の湯沸器はどのタイプなのか?タイプによって施工方法も違いますし入手方法も変わります。
そんな湯沸器の豆知識を紹介します。

屋外設置型
屋外に設置できる湯沸器のタイプです。マンションの玄関脇などにあるPS BOXに設置されている湯沸器などもこちらに属します。
- 壁掛け型(RF型) 戸建の外壁面やマンションベランダに設置されているものなどはこのタイプが多いですね。専用ビスなどで固定するだけで設置できます。高いスキルがなくても設置しやすいタイプです。市場に出回っているタイプなため、価格帯も販売店によって差があります。(2022.9月現在では長引くコロナ禍の影響で給湯器全般が入手困難な状態が続いています。)
- PS設置型 マンションなどのPS BOXに設置できる屋外型湯沸器です。PS標準設置型と扉内設置型などに分かれます。
- 据え置き型 湯沸器がブロックなどの上に固定され設置されているものを据え置き型と呼びます。
屋内設置型
- FE式 お台所の脇に設置されているのを良く見かけるかもしれません。ステンレス製のパイプ(排気筒)が1本、本体から上方に伸びています。これはFFタイプにも見られる形式ですがそれよりパイプ型が細いのが特徴です。(60〜80口径)排気を機械が強制的に行います。施工に関しては法的な基準が厳しく、特定ガス消費機器監督有資格者の立会い、施工が必要性になります。安全基準に従った施工を行わないと危険な事故が発生します。施工経験があり、有資格者のいる施工店に依頼しましょう。
- FF式 給気と排気共に機械が強制的に行うタイプの湯沸器になります。FEタイプと比べて排気筒が太いのが特徴的です。こちらの湯沸器もFEと同等の施工ルールになりますので、専門店で施工してもらう事をおすすめします。
他にも屋内に設置できる湯沸器は種類があります。どれも排気筒タイプのものが多く、なかなか量販店で展示してある事は少ないです。安全な施工も含め、専門の販売施工店にお見積もりを依頼しましょう!
エコジョーズがお得
エコジョーズとは潜熱回収型湯沸器の事を指します。通常の湯沸器は燃焼ガスを全て排出してしまいますが、エコジョーズは排熱利用するため非常にECOな商品になります。お湯の使い方は変えずにガス代がお得になります。また、待機消費電力も1.2wほどに抑え、CO2も削減されます。湯沸器の温風のところに手をあてた時、通常は200度近い排気風になるところエコジョーズになると50度前後に抑えられます。すごい差ですよね!リンナイさんのエコジョーズの情報をぜひ参考にして下さい!
リモコンも必要です!
現在もリモコンを使用しているご家庭では台所リモコンと風呂リモコン両方をお取り替えする必要があります。選んだ機種によりリモコンの有無も変わりますので注意しましょう。
湯沸器を選んでみましょう!、
- 現在、湯沸器はどこに設置してありますか?
- 排気筒はありますか?(湯沸器から筒が出ているなど)
- 湯沸器の号数は?
- 湯沸器で作られるお湯は何ヵ所で使用されてますか?
- 湯沸器の表面にメーカー名、品番などが書かかれていませんか?
- エコジョーズですか?
- リモコンはありますか?
- 希望の価格帯はどのくらいでしょうか?
概略ですが、上記の点を確認しておくと良いでしょう。量販店や専門店に直接相談に行かれる際は、現在の湯沸器の設置状態、配管の接続状態を携帯カメラなどに撮影したものを相談員に見せる事により具体的に商談をすすめ安くなりますよ!
価格帯について
湯沸器の価格は機種や工事費により大きく変わってしまいます。通常のRFタイプ20号くらいですと、大型量販店で約15万円〜工事費5.6万円というあくまでも目安の金額もありますが、ネットなどで一度確認にしてからお店に足を運びましょう。ネットで購入した商品を施工専門店に設置依頼する事は可能ですが、この場合先方品取り付け扱いとして割高になるケースがある事が注意点ですね。
湯沸器選びまとめ
湯沸器選びで重要な事はまず機種を間違えない事です。残念ながら全く設置できない機種を購入してしまった場合、クーリングオフを使用するなどできなければ本当に困ってしまいますよね。湯沸器の知識が無く心配であれば見積り依頼をお願いし、現地調査してもらう事がベストです。ネットなどで少しでもお安く購入したいなどをお考えであれば湯沸器の知識を事前に養っておくことをおすすめします。


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